年に4000万円稼ぐ男性に近づく婚活女性の「熱量」 「好条件なのに結婚できない」男女は少なくない

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先日、会員のてつろう(41歳、仮名)がお見合いした相手に、こんな女性がいた。

りょうこ(38歳、仮名)は、身長162センチで、芸能人のような美しい顔立ち。スタイルも抜群だった。お見合いを終えたてつろうが言った。

「お見合い写真はかなり修正されていることが多いから、そこまで期待してはいなかったのですが、写真通りの美人が来ましたよ。話をしてみたら、性格が少しキツそうではあったけれど、交際希望を出してみたいと思います」

すると、りょうこからも交際希望が来て、2人の仮交際がスタートした。

ファーストデートをしたようだったが、終えたあと、てつろうがこんな感想を漏らした。

「確かにきれいだし、まわりに紹介したら自慢できる。ただ、話をしていると、仕事ができるアピール、美容と健康に気を遣っているアピール、料理上手だというアピール……。それは完璧で素晴らしいのだけれど、なんていうのかな、話をしていて少し気疲れしました。まあ、もう少しお付き合いを続けてみますが」

デートしようと試みるも…

お見合いをしたのは12月だったのだが、年が明けててつろうの仕事が繁忙期に入った。1年の中で1月、2月は目がまわるほど忙しい。そんななかで、りょうことの交際終了を伝えてきた。

その理由をこう述べた。

「忙しい中、何とか休みを取ってデートをしようと試みました。でも、直前にならないと、どうしてもスケジュールが調整できなかった。それに対して彼女は、“自分のことを雑に扱うようになった”と思ったようです」

12月は、時間的に余裕のあったてつろうが、りょうこの指定してきた日程に合わせ、彼女が行きたいといったレストランを予約していた。

「こちらはやっと時間調整をしたのに、僕が直前に出した日程だと気に食わない。“その日は予定が入っています”とけんもほろろで、別日を出してくる。ランチを終えて仕事場に戻りたかったから、職場の近くのレストランを打診したら、それはスルーして、『お店は、こちらに行きたいです』と、けっこういい値段のするレストランを提案してきたんです」

てつろうの提案は、ことごとく却下されたという。

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