婚活苦戦中の男女にみる「相手への高い要求」問題 「結婚の落としどころ」と「理想の結婚」を考える

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婚活する男女の事例を紹介しながら、お相手探しのポイントを解説します(写真:プラナ/PIXTA)
“結婚をしたい”という気持ちから婚活を始めたものの、年月が経ち婚活に苦戦してくると、「私は、本当に結婚がしたかったのか?」「どんな結婚をしたらいいのか」と迷うことがある。
仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて苦労や成婚体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、さまざまな事例を見ていきながら、お相手探しのポイントを解説。あなたの婚活の参考にしていただけたらうれしい。

結婚をしたら子どもを授かり、家庭を作っていきいと思っている婚活者は、相手の人柄を見ていきながら、どんな経済状況の生活を望むか、どんな子育てをしたいかを考えて婚活するといいだろう。

年収高い年上か平均的な同世代か

さとみ(31歳、仮名)は、学生時代から仲の良かった同い年のゆうこ(仮名)が30歳手前で結婚をし、31歳で出産をしたのを目の当たりにして、結婚を現実のものとして捉えるようになった。

ゆうこが結婚したのは同い年の男性だったので、自分も結婚するならなるべく年の近い男性がいいと思っていた。「友だちのような夫婦関係が理想です」と、入会面談で語っていた。

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