「会議が煮詰まる」は良いこと?それとも悪いこと? ビジネスマンなら知っておきたい正しい日本語

ちょっとした「言い間違い」が命取りに
テレビ番組のコメンテーターなどをしておりますと、いわゆる「正しい日本語」について説明を求められる場面が多くあります。そこで頭を抱えるのが、間違った言葉を使っている人がすでに“過半数”を占めている場合です。
言葉とは、あたかも生物の進化のごとく、時代に合ったものが生き残り、そうでないものは次第に使われなくなっていきます。かつては「間違い」とされていた言葉が、あまりに多くの人が誤って使うことで、正式に辞書で扱われるようになることも少なくありません。これも、言葉の生命力ゆえでしょう。
一方で、特に社会人と呼ばれる年代の人が、ビジネスシーンなどで驚くような言葉の間違いをした場合、その人の知性を疑われてしまうこともあります。それは、多くの人が「社会人なら、日本語は当たり前にできるもの」→「当たり前ができない人」→「この人は、常識がない」と考えるためです。
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