「会議が煮詰まる」は良いこと?それとも悪いこと? ビジネスマンなら知っておきたい正しい日本語

拡大
縮小

そもそも「敷居」とは、家や部屋に入るための出入り口となる開口部の下にある横木のこと。この「敷居」が相手との境目になっているのでしょう。

ところが、最近では気軽に他人の家に行くことも少なくなり、この「敷居」という言葉自体が廃れつつあるように感じます。「こんなやつに、二度とうちの敷居はまたがせない!」といった台詞もすっかり聞かなくなりましたが、個人的には、できれば残したい日本語の1つです。

そういえば、学生たちが「この前◯◯の誘い断ったから、フォローしてもブロックされるかもな~」とSNS の話をしていましたが、まさに現代の「敷居が高い」話なのかもしれません。

大人の教養ことば
(『二度と忘れない! イラストで覚える 大人の教養ことば』より)

勘ちがいしている人の多い「触り」

大人の教養ことば
(『二度と忘れない! イラストで覚える 大人の教養ことば』より)

「曲の触り」「触りの一節」などというと、冒頭部分のことだと勘違いする方もいますが、正しくは一番よいところ、という意味合いです。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
作家・角田光代と考える、激動の時代に「物語」が果たす役割
作家・角田光代と考える、激動の時代に「物語」が果たす役割
作家・角田光代と考える、『源氏物語』が現代人に語りかけるもの
作家・角田光代と考える、『源氏物語』が現代人に語りかけるもの
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT