CEOが交代、ツイッターで何が起きているのか かつての「ネット業界の雄」も内実は厳しい

Twitterのディック・コストロ最高経営責任者(CEO)は、昨年経営陣の入れ替えを終えた後、取締役会の面々に向かってCEOの首もすげ替えてほしいと告げていた。
6月11日、そのとおりになった。コストロは7月1日付で退くということが発表されたのだ。後継CEOが選任されるまでの間、共同創業者のジャック・ドーシーが暫定的にCEOに復帰するという。
周囲からの批判に嫌気を見せていたコストロ氏
起業家として大成したコストロは、過去5年にわたってTwitterのCEOを務めてきた。その間、ユーザー数が伸び悩んだことや不調に終わった新機軸などについて、ウォール街からとやかく言われることに彼は嫌気が差していた。今年1月のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES)で、もうたくさんだと友人たちに漏らしている。
Twitterはすぐに新CEOを探すことなくコストロを引き留め、経営陣の強化と戦略策定に取り組ませてきた。「このような移行に着手するために最高の時期というものはない」とコストロは投資家たちに説明した。ただし「組織が安定し、商品が堅調であるときが望ましい」と。
コストロ以下の経営陣が商品のテコ入れは進んでいると訴えても、彼の戦略に対する批判は強まっていった。先々週には、長年Twitterを応援してきた大株主のクリス・サッカからも、公に変革を求められた。
CEO交代の発表を受けて、Twitter株価は時間外取引で7%以上値上がりした。