「生活のために働く意識」が貧しさにつながる理由 「やりたいことを追求する」とお金もついてくる

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「ああビジネスクラス、ファーストクラスいいなあ」と思っていても、実は想像している以上の大した差はありません。ここで肝心なのは、人間の本質的な幸せというものは、お金によって得られるものではないということを理解するためには、ある程度経験しないといけないということです。

本来持っている、人間とお金の関係上の性を乗り越えて、自分が幸せであるという境地に行き着くということこそ、幸せの本質だと私は思います。読者の皆さんも、改めて幸せの本質を目指してみてはいかがでしょうか。

そのためにはある程度のお金を稼いで、そういうことも経験してみて、その上で「ああ、お金だけで幸せって買えないんだ」と思えたら、それは素敵なことだと思います。

私が育ったのは埼玉県だったので、東京に対するコンプレックスのようなものを持っていました。今になって青山や赤坂を歩いていても、レストランに入ってみても、「なんで、あのときあんなコンプレックスを持っていたんだろう」と不思議に思うことがあります。

でもそれは、私自身が社会に出ていろいろな経験を積んできたことによって、幸せの本質に近づけたからにほかならないのです。

お金ばかりを追求する人は幸福度が低い?

世の中にはたくさんお金を持っている人がいますが、それでも満足できなくてずっとお金を追い続けるというタイプの人がいます。おそらく、そのようなタイプの人は幸福度が低いのだと思います。

私は脳の研究をしていて「幸福とは何か」という、人間が生きる上でとても重要なテーマを扱っているのですが、お金ばかりを追求している人というのは、生活の幸福度や満足度が低いことが多いのです。

だからこそ、宮崎駿さんや大谷翔平選手のような生き方に憧れるのです。芸術家やアスリートというのは、お金が目的ではないということがなんとなく理解できるはずです。

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