ちょっと前に恵方巻の大量廃棄が問題になったことを覚えているでしょうか。「このぐらいは売れるだろう」という「見込み生産」をするので、余った分は廃棄処分になってしまうのです。
また余った分を従業員に自腹で買い取らせる「押し付け販売」の問題もありました。
今はそれもだいぶ改善されているようですし、
大量の添加物を使って作り、余った分は廃棄、あるいは押し付け販売……。
そこまでして市販の恵方巻を必死で売り、みんなが一斉に買う理由が私にはわかりません。
「添加物の味」が強く、素材の味が全然わからない?
今回、私も市販の恵方巻を買って試食してみましたが、想像通りの添加物の強い味でした。いや想像以上かもしれません。「化学調味料」や「グリシン」の味が強く、素材の味が全然わからないのです。
それからなんといっても「酢飯」がおいしくない。
ツンとしたとげとげしい味に、醸造酢のキツい匂いがプンプンして、私が家で作る「酢飯」とは別物です。
どちらも使われているお酢は「日本人が知らない『"外食・惣菜"の安い酢』の裏側」で述べた安い醸造酢だと思われます。
寿司の味を決めるのは「酢飯」です。そしてもちろん酢飯は使われる「お酢」で決まります。
そのお酢が現在の日本では「ピンキリ」になってしまっているのは、さきの回も含めたお酢シリーズ(「平気で『安い酢』を買う人が知らない超残念な真実」「平気で『飲むお酢』を買う人の超ヤバい深刻盲点」「日本人が知らない『激安のお酢』のヤバすぎる裏側」)で述べた通りです。
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