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ライフ #「和食」をイチから考えてみた

賛否両論・笠原さんの食育「のり巻」に込めた思い 和食・料理人の未来、子どもたちの未来を考える

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「料理って面白いな」でもいいし、「きれいに巻くのって難しいな」でもいい。

自分が作ったのり巻きを見て、

「なんて下手くそなんだ! デパ地下とかに並んでいるのり巻きって、すごいんだな」

「めちゃくちゃ練習して、もっと上手に作れるようになりたいな」

でもいい。

その気づきから、のり巻きを作るにも技術がいるということ、料理をきちんと作ってくれる人がいるということ、料理人さんってすごい、ということになんとなく気づいてくれることを願ってやまない。

その気づきがあれば、出されたのり巻きを、大事に食べようとする大人になるのではないかと思うからだ。

そして、食べ物やそれを用意してくれた人に対して、感謝の気持ちも持てるようになると信じている。

(消しゴムはんこイラスト・とみこはん)

出会いの喜びが夢になる

料理人同士で「なぜ料理人を目指すようになったのか」を尋ね合ってみると、「初めて作った料理を『おいしい』とほめられたから」という答えがわりと多く聞かれる。

最初にほめられたその喜びが忘れられなくて、料理の世界に入る人がとても多いのだ。

ほかによくあるのが、「間近で見た料理人さんがとてもかっこよかったから」というもの。たとえば、「家族でよく行っていたラーメン屋さんのマスターに憧れて」というように。

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