東京オートサロン、国内メーカー注目モデル総括 コンセプトモデルから市販予定車まで一挙紹介

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アウトドアテイスト満点なエクストレイル クロウラー コンセプト
アウトドアテイスト満点なエクストレイル クローラー コンセプト(筆者撮影)

日産は、ほかにも「エクストレイル クローラー コンセプト」を展示。悪路でも高い走破性を持つSUVモデルの「エクストレイル」をベースに、オフロードテイストをさらに高めたコンセプトカーだ。傾斜がきつく険しい地形をクルマで走破する競技、「ロッククローリング」の世界観を表現したというのがこのモデル。専用のフロントバンパーやヘッドライトまわりには、傷がつきにくく、ザラついた表面となるチッピング塗装も施す。

また、ルーフキャリアには9基のフォグランプも装備し、霧や雨天、吹雪など、悪天候時の視界が悪い状況にも対応する。さらに、車高をリフトアップしているほか、悪路に強いブロックパターンのタイヤなども採用することで、ハードな悪路走行にも対応した仕様となっている。まさに「タフギア」という言葉がぴったり。ワイルドなテイストが満点の参考出品車だ。

ホンダが展示していたWR-Vフィールド エクスプローラー コンセプト
ホンダが展示していたWR-Vフィールド エクスプローラー コンセプト(筆者撮影)

ホンダのブースでは、2024年3月22日に発売予定の新型コンパクトSUV「WR-V(ダブリューアールブイ)」をカスタマイズした、「WR-Vフィールド エクスプローラー コンセプト」が展示された。WR-V用の純正アクセサリーをベースに、さらに本格的SUVらしさを表現したのがこの仕様だ。

フロントグリルや前後左右のロアガーニッシュなど、各部にショー用のオリジナルパーツを採用。LEDフォグライトは、フロントバンパー下部左右に装備するほか、フロントのフードとグリルの間にも3基を装備し、さらにオフロード感をアップしている。ほかにも、15インチのブロックパターンタイヤ、ルーフラックなども装備。アウトドアでの走破性や、使い勝手のよさなどを向上させている。

トライトンのカスタム仕様が早くも登場

三菱が展示していたトライトン スノーシュレッダーコンセプト
三菱が展示していたトライトン スノーシュレッダーコンセプト(筆者撮影)

三菱自動車(以下、三菱)のブースでも、2024年2月に発売予定の新型ピックアップトラック「トライトン」のカスタマイズ仕様車が展示された。それが「トライトン スノーシュレッダーコンセプト」と名付けられた参考出品車だ。国内では、2014年に発売された5代目以来、ひさびさの登場となる新型の6代目トライトン。高いオフロード性能と、大きな荷物の積載も可能なベッド(荷台)を持つことで、商用からアウトドア・レジャーまで幅広いニーズに対応し、海外で大きな支持を受けているモデルだ。

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