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東京オートサロン、国内メーカー注目モデル総括 コンセプトモデルから市販予定車まで一挙紹介

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荷台にはスノーボードやスノーギアや設置されていた(筆者撮影)

それをベースにしたコンセプトカーでは、雪山でのレジャーを存分に満喫するという、ピックアップトラックならではの新しい使い方を提案していることがポイントだ。ユーザーをスノーボーダーに設定し、荷台に装備したキャリアにはスノーボードも設置。フロント、サイド、リアにはプロテクションバーを装備するほか、17インチの大径ブロックパターンタイヤも採用。さらに、外装には、専用フィルムを貼ったラッピング処理も施し、塗装をはがし、金属がサビたような雰囲気を演出。トライトンが持つタフで屈強なイメージを強調している。

展示車両は、あくまで参考出品車だが、トライトン発売後には、こうした雰囲気のカスタマイズ車が出てきそうなほど、完成度が高かったのは確か。日本では、あまりなじみのないピックアップトラックだが、近年はトヨタの「ハイラックス」が高い人気を誇っている。おそらく、トライトンにも、アウトドア好きを中心に大きな注目が集まることは間違いないだろう。

パート3:電動化が深化「BEV(バッテリーEV)」

今回の東京オートサロンには、近年普及が進むBEV(バッテリーEV)の特別仕様車やカスタマイズモデルも発表された。

RZ450eの特別仕様車となるFスポーツ パフォーマンス(筆者撮影)

まず、レクサスのBEV専用SUVモデル「RZ450e」の特別仕様車「Fスポーツ パフォーマンス」だ。2023年3月に発売されたRZ450eは、独自の4輪駆動システム「ダイレクト4」を搭載したAWD(4輪駆動)車。BEV専用プラットフォームの採用などにより、高い運動性能と494kmもの航続距離を実現する。

その特別仕様車となるのが、RZ450e Fスポーツ パフォーマンス。ちなみに、Fスポーツ パフォーマンスとは、レクサス車のスポーツグレードに冠される称号。このモデルにも、スポーティな走りを具現化するさまざまな装備が施されている。

Fスポーツ パフォーマンスのリアビュー(筆者撮影)

開発には、エアレース・パイロットの室屋義秀選手や、レーシングドライバーの佐々木雅弘選手なども参加。とくに室屋選手との技術交流から生まれたカーボンウイングなど17点の専用エアロパーツは、航空機に用いられている空力技術も応用し、高い空力特性を持つという。足まわりでは、21インチアルミホイールを装着し、コイルスプリングやショックアブソーバーを専用チューニング。プロドライバーの佐々木選手が徹底的にテスト走行を繰り返し、妥協のない走りを実現している。

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【伝統のニスモはアリアをベースにカスタマイズ】

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