「あー、あそこね! 八方除けで有名なところだよね!」
これもありがちなパターンで、相手が話をしている最中に「あー、それね」「お、あれか!」と食い気味に返事をしてしまうのです。
①と違って、「関心がある」ことを表明しているのはいいのですが、まだ話が終わっていないのに、あまり頻回にこれをやるのは少々困りもの。
相手は「きちんと話を聞いてもらえない」「最後まで話せなかった」とストレスを感じてしまいます。
たとえ話の先が読めてしまったとしても、相手の話を最後まで聞いてから返事をすることを心がけたいものです。
「はい、はい」を連発する人、いませんか?
「はい、はい、はい、はい」
「1月だけ新春キッズランチっていうのがあるんだって」
「なるほど、なるほど」
「はい、はい」「なるほど、なるほど」と同じ言葉を繰り返す人は実はかなり多いです。「ふん、ふん、ふん」「ええ、ええ」などというパターンもあります。
これは少々耳障りですし、話す側もせわしない気分になってしまいます。
拙著『たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書』でも述べたことですが、あいづちや返事は、必ずしも「声」に出す必要はありません。
相手の目を見て、だまってうなずくだけでもいいのです。それでしっかり「聞いているよ」ということが相手に伝わります。
こういうクセがある人は、ぜひ一度「相手の目をしっかり見てうなずく」あいづちを試してみてくださいね。
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