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冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは

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  • 富永 喜代 富永ペインクリニック院長、医学博士、日本麻酔科学会認定麻酔科指導医
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まずお話ししたいのは、「お湯の量」についてです。

体をどこまでお湯につけるか。これがとても重要なんです。

子どものころ、両親からこんなふうに言われたことはないでしょうか?

「肩までしっかりつかりなさい!」

「100数えてから上がりなさい!」

もしかすると、今はあなたがお子さんにそう言い聞かせているかもしれません。

心臓に無理をさせないために「お湯の量」が大切

じつはこの入浴方法、血流改善の観点から考えると、とっても危険。

悪い入浴方法の代表例なんですよ。

理由はかんたん。肩までつかると、血管が、水圧によってギューッと押さえつけられてしまうからなんです。

心臓よりも高い位置まで湯につかってしまうと、静脈の圧よりも水圧が高くなります。それによって、手足や内臓の静脈がギュッと圧迫され、血液が心臓に向かって一気に移動。すると、心臓は増えた分の血液をくみ出すために、無理して働くようになります。

肩までつかっている本人は、「いい湯だな」と思っていても、体は心臓に負担がかかるという「緊急事態」への対応に大わらわとなっているわけです。

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【大きな問題となる「お湯から上がるとき」】

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