「深刻な薬不足」に陥る薬局に考えられる解決策 全国の薬局が供給不足に陥った複雑な要因
医療DXが普及すると、患者さん自らが、自分の医療情報についてマイナポータル上で確認できます。病院での診療情報の履歴や、薬局で処方された薬剤の情報を素早く簡単に閲覧でき、自分自身の健康管理に活かせるようになっています。
スマートフォンやPC上で自分の医療情報を気軽に管理できるようになると、健康への意識はおのずと上がっていくものです。
新型コロナウイルス感染症の流行で「手を洗うこと」などの日々の生活で行える感染予防に改めて注目が集まったように、病気を防いで健康を守る方法は、私たちの生活のなかにもたくさん存在しています。
健康意識が高まると、薬の需要も抑えられる
健康への意識が高まって、病気になる確率が下がれば、治療や薬の需要も抑えられるわけですから、長い目で見ると、医療DXは薬不足のリスクを下げることにつながるでしょう。
また、患者さんと医療従事者とのコミュニケーションもスムーズになるはずです。入退院や救急搬送時に「いつ、どの病院で治療を受け、どの薬局でどんな薬を処方されたか」や「どんなアレルギーがあり、どのような薬が禁忌であるか」などのデータを素早く共有できれば、より効果的な治療計画を策定できます。
医療DXが普及することで、個人の病気の予防と健康づくりに貢献し、ひいては薬局の薬不足解決の一助となることが期待されます。
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