「自分は音痴」と思う人が音程を外さず歌うコツ "気持ちいい"をカラダに覚えさせる4ステップ
音楽の波に乗っかる
「私、音痴なんですよ」とカミングアウトする人の多さには、いつも驚かされます。
「音痴」は私自身、かつてさんざん言われた言葉であり、人を勝手に類別して運命を決めつけるような侮蔑語として、忌み嫌っている言葉でもあるので、そんなことを言う人に会うたびに、妙に熱くなって、「音痴なんて、いませんから!」と言い放ってしまいます。
そうは言っても、うまく音程がとれるかどうかは、歌を歌う上で大きな課題であることに間違いありません。音程を外さずに気持ちよくメロディを歌うには、どうしたらいいのでしょう?
音楽は波です。さまざまな楽器の生み出す音の波が、ひとつの大きなうねりとなって、空間を、そこにいる私たちを巻き込んでいきます。
歌は、この音楽の波に乗っかる波乗りのようなもの。波のうねりに身をまかせて、声を沿わせるように歌えたら、歌う自分も聴く人も、最高に気持ちいい波動になる。この「気持ちいい」を取り出せるかどうかが大事なんです。


















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