「自分は音痴」と思う人が音程を外さず歌うコツ "気持ちいい"をカラダに覚えさせる4ステップ
この「気持ちいい」は、誰もが持っている感覚です。試しにカラオケでめちゃくちゃ音を外して歌ってみてください。おかしくて笑っちゃうはずです。笑ってしまうのは、違和感を覚えるから。この違和感が、「そうじゃないよ」と教えてくれるんですね。
音を合わせる感覚を身につけるには、まず「気持ちいい」と「そうじゃない」を目覚めさせることが先決です。
「音が合っていて気持ちいい」という感覚をカラダに覚えてもらうには、「合った!」という成功体験を繰り返すのが一番です。はじめはちょっと時間がかかっても、ひとたび感じ取れるようになると、どんどんその感覚が定着していきます。そのための4つのステップをご紹介しましょう。
"気持ちいい"をカラダに覚えさせる4ステップ
STEP①じっくり聴いて、メロディのイメージを脳に刻む
音をとるのが苦手な人は、とにかく曲を聴けていないものです。びっくりするほど聴けていない。これが、長年教えてきた実感です。聴いていないのに歌えるわけはありませんし、聴いていないのに、音程が合うわけもありません。
ところが、この「聴く」が難しい。じっと聴こうと思って聴き始めたはずなのに、ついつい一緒に歌い出しちゃったり、なんか別のことを始めて気づいたら集中がそれていたり。音に集中するのが苦手という人は、次のいずれかの方法を試してみてください。
①歌詞を目で追いながら聴く
歌詞を追っていると、不思議と、聴くことにも集中することができます。メロディだけじゃなく、まわりで鳴っている音や声の感じなども、じっくり聴いてみましょう。
②メモを取りながら聴く
歌詞の上に音程を表す線をにょろにょろと描いていきましょう。
複雑なメロディも、音を止めたり、戻したりしながら自分なりの「にょろにょろ」を描くことで、ぐっと音が取りやすくなります。
また、この「にょろにょろ」に合わせて、手の動きをつけながら歌うと一層効果を発揮します。
STEP②エアヴォーカルでイメトレする
声を出さず、音源と一緒に歌ってみましょう。声は出さなくても、ちゃんと歌っているイメージを浮かべること。このイメトレで音の高さのイメージを脳に刻みつけます。
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