「自分は音痴」と思う人が音程を外さず歌うコツ "気持ちいい"をカラダに覚えさせる4ステップ
STEP③ハミングで音のブレに気づく
メロディのイメージがつかめたら、次は「ハミング」で歌ってみましょう。合わせる音源は小さめの音量で流すか、イヤフォンの片耳を外して聴きます。
ハミングのボリュームも、駅や会社のトイレでこっそり歌う鼻歌くらい小さくしてください。人間の耳は、近い音や大きい音に焦点が合いやすくできているので、実は自分の声しか聞いていないということが多いのです。合わせるべき音を聴かずにズレを調整するなんて不可能ですよね。
ボリュームの小さいハミングなら、合わせるべき音もちゃんと聞こえるので、音のズレがぐっとわかりやすくなり、しかも集中しやすくもなります。音源に合わせてハミングする声を録音して、ズレがないか確認してみるのもよい方法です。
採点アプリも活用できる
STEP④カラオケアプリで「目で見る」「体感する」
最近はカラオケの採点アプリがスマホやタブレットで簡単にダウンロードできます。音質的には若干落ちますが、無料で使えるものもあるので、使わない手はありません。
ほとんどの採点アプリには、自分の音程のブレを目で確認できる機能がついているので、音程が合う、合わないという感覚をつかむのに有効です。「この音、低すぎなんだ」「ちょっと高いのね」などとわかったら、それを微調整していく練習を繰り返して、ピタリと合う感覚をつかまえましょう。
音程を目で見て合わせることが目的ですから、ゆったりした曲を、まっすぐ素直な声で練習してください。採点にはこだわらなくて大丈夫です。
「家では声を出して歌えない」という人は、ぜひカラオケへ。他人の目を気にせずに思いきり練習できる「ヒトカラ(ひとりカラオケ)」もお勧めですし、お友だちと「修行カラオケ」を楽しむのもいいですね。
歌がうまいと評判の人に付き合ってもらって、ふたり一緒に同じメロディを歌うと、自分の音程のブレに気づきやすく、自然に修正できる場合も多々あります。
カラオケ屋さんで音をとる練習をするときは、マイクのエコーやリバーブを最小限にすること。また、音量が大きすぎると、微差を感じる感覚が育ちにくいため、全体の音量を大きくしすぎないことにも気をつけてください。
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