衝撃!「モジュール式」が未来のロボットだ <動画>カーネギーメロンの研究者が開発
カーネギーメロン大学のある研究チームが、工場や捜索救難で利用されるロボットの形を変えるかもしれない。新世代の組み立てが容易なモジュラーロボットを開発しているのだ。
ハウイー・チョセット教授によると、このテクノロジーの核となっているのは研究者に特定業務向けのロボットの構築とプログラミングを短時間で可能にする、互いに結合可能なモジュラーだ。
「私たちがデザインしたこれらのモジュールとこれからデザインされる予定のモジュールは、小さなレゴのようなものです。レゴと同じくらい簡単にモジュールを結合できるのですが、これを可能にするには、中で多くのことが行われているのです」(チョセット教授)。
モジュールが多いほど高度に
単純に言うと、それぞれのモジュールにはコンピュータが組み込まれ、1台のロボット全体をコントロールできるほどスマートなロボットとなっている。これらはイーサネットを通してお互いに通信をする。チョセット教授によると、モジュールが多いほど、マシーンの機能性が高められるという。
スネークモンスターが被災地の瓦礫の上を歩き、タイヤを使って丘を駆け下り、建物の中の生存者を見つけるために足を持ちあげる。こうした使われ方をするのは、遠い未来のことではない。
また、このロボットは遠く離れたオペレーターによって操作されるツイン・ロボットへの接続もできる。「これがマスター部を操作することで、スレーブ部がマスタ部と同じ動きを行う、マスター・スレーブ式のアームです」。
チョセット教授は、こういったロボットの達成できる任務の数は限り無いと考えている。同校の研究者たちは開発者が容易にロボットを構築、プログラミングできるような開発システムもデザインした。
チョセット教授はこのようなスネークモンスターが、日常のいかなるシチュエーションでも使われるツールになる日はそう遠くないと考えている。
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