鶏の水炊き風スープ、旨すぎる一汁一飯の究極献立 忙しい年末に「賛否両論」笠原さんの簡単2品レシピ

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2 具を煮る
・なべにA、手羽元を入れて強火にかける。
・煮立ったら中火にしてアクを除き、20 分ほど煮る。
・煮汁が減ったら水を足す。
・白菜、えのきだけ、ねぎを加えて弱火にし、10 分ほど煮てこぶをとり出しBを加える。

骨つき肉は長めに煮てやわらかくし、おいしいエキスをとことん引き出す(写真:『和食屋が教える、旨すぎる一汁一飯 汁とめし』)

3 仕上げる
・大根はすりおろして水けをしぼり、一味とうがらしを加えてまぜ、もみじおろしを作る。
・材料【C】をまぜてたれを作る。
・椀に2を盛り、もみじおろし、たれを添える。

ほぼ手間なしで完成

煮る時間は少し長いですが、なべに材料を入れて煮始めてしまったら、なべにおまかせでほぼ手間なしです。

コトコト煮る間に手羽元がやわらかくなって、スープはうまみがたっぷり。野菜は白菜のかわりにキャベツ、えのきだけのかわりにほかのきのこを使ってもいいですし、小松菜やせりなどの青菜を加えてもかまいません。

薬味にもみじおろしを用意して、辛みを利かせながらもさっぱりと食べるのがおすすめです。

和食屋が教える、旨すぎる一汁一飯 汁とめし
『和食屋が教える、旨すぎる一汁一飯 汁とめし』(主婦の友社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします
笠原 将弘 「賛否両論」店主

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かさはら まさひろ / Masahiro Kasahara

1972年 東京生まれ。高校卒業後、「正月屋吉兆」で9年間修業後、家業の焼鳥店を継ぐ。30周年を機にいったん店を閉め、2004年9月、恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店。リーズナブルな価格で、味に定評のある和食料理が人気を博している。テレビ、雑誌などメディアにも多数出演。主な著書に『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』(主婦の友社)、『笠原将弘のごちそう帖 おうちでカンタン! プロの味』 (毎日新聞出版)、『賛否両論 笠原将弘 保存食大事典』(KADOKAWA)ほか多数。

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