平気で「コンビニの惣菜」買う人の超残念な6盲点 「たった1つの惣菜」に、ここまで「裏側」があった

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コンビニの惣菜
コンビニで主流になっている、「真空パックの惣菜」に潜む盲点(写真:IYO/PIXTA)
「食の裏側」を明かし70万部を突破する大ベストセラーになった『食品の裏側』の著者、安部司氏のレシピ集『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』が8刷6万5000部を突破し、話題を呼んでいる。
『食品の裏側』発売後、全国の読者から受けた「何を食べればいいのか?」という質問の答えとして、安部氏が15年かけて自ら開発した膨大なレシピノートの中から、簡単に時短に作れるレシピを厳選した1冊だ。
いまなお食品添加物の現状や食生活の危機をメディア等で訴え続けている安部氏が、「平気で『コンビニの惣菜』を買う人の超残念な6つの深刻盲点」について語る。

ここ10年で巨大産業になった「惣菜市場」

「時間がない」「作るのが面倒」というとき、「市販のお惣菜」はとても便利な存在です。

『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

みなさんも一度ぐらいは利用されたことがあるのではないでしょうか。頻繁に利用する人もいるでしょう。

惣菜市場はいまや10兆円産業だそうで、この数十年でめざましい成長を遂げてきています。

実は、市販の惣菜といっても、大きく2種類に分けられるのをご存じでしょうか。

1つは一般的にスーパーで売られている「トレーに入った惣菜」で、もう1つは「真空パック入りの惣菜」です。

後者の「真空パック入りの惣菜」には2種類あって、1つはレトルトカレーに代表される「常温」で販売されている「レトルト惣菜」1~2年持つのが特徴です。

もう1つは、コンビニでよく売られている「冷蔵」で売られている「真空パックの惣菜」です。「自立型の袋物の惣菜」が多く、業界では「スタンディングパウチ」などとも呼ばれます。

この「真空パックの惣菜」は近年、惣菜の中でも大きく売り上げを伸ばしており、コンビニでは、この「真空パックの惣菜」が主流となってきています。

なぜ「真空パック惣菜」が、これほどもてはやされているか。それはひとえに「日持ちがする」からです。冷蔵で3週間から長いものでは1カ月持つため、非常に便利なのです。

しかし、そこには「思わぬ欠点」も潜んでいるのです。

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