ここ10年で巨大産業になった「惣菜市場」
「時間がない」「作るのが面倒」というとき、「市販のお惣菜」はとても便利な存在です。
みなさんも一度ぐらいは利用されたことがあるのではないでしょうか。頻繁に利用する人もいるでしょう。
惣菜市場はいまや10兆円産業だそうで、この数十年でめざましい成長を遂げてきています。
実は、市販の惣菜といっても、大きく2種類に分けられるのをご存じでしょうか。
1つは一般的にスーパーで売られている「トレーに入った惣菜」で、もう1つは「真空パック入りの惣菜」です。
後者の「真空パック入りの惣菜」には2種類あって、1つはレトルトカレーに代表される「常温」で販売されている「レトルト惣菜」。1~2年持つのが特徴です。
もう1つは、コンビニでよく売られている「冷蔵」で売られている「真空パックの惣菜」です。「自立型の袋物の惣菜」が多く、業界では「スタンディングパウチ」などとも呼ばれます。
この「真空パックの惣菜」は近年、惣菜の中でも大きく売り上げを伸ばしており、コンビニでは、この「真空パックの惣菜」が主流となってきています。
なぜ「真空パック惣菜」が、これほどもてはやされているか。それはひとえに「日持ちがする」からです。冷蔵で3週間から長いものでは1カ月持つため、非常に便利なのです。
しかし、そこには「思わぬ欠点」も潜んでいるのです。
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