毎日ストレスを抱える人に教えたい「3大解消ツボ」 まずは試してほしい「太衝」「神門」「内関」

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急な災害に見舞われると心の準備ができないため、パニックになってしまうという方は多いようです。心臓がドキドキしたり強い不安感に襲われそうになりますよね。似たような精神状態は、運動直後や急な不安に襲われたとき、仕事や家事で動き過ぎてしまったとき、イライラしているときにも起こります。

そんなときに備えて、心を落ち着かせるお守りツボの「内関(ないかん)」を覚えておきましょう。内関は車酔いや二日酔いにも効くツボです。

内関
出所:『自律神経にいいこと大全100』

探し方は、手のひら側の手首の横ジワ中央から肘に向かって指3本分(人差し指から薬指の幅:2寸)のところ。グーにして力を入れると浮き上がってくる腱のすぐ親指側で圧痛点を探します。腱が浮き出てこない人は、指でコリコリと腱を探ってみましょう。2本の並列した腱があるのでその間にとります。

押し方は、腱と腱が並列している細い間にあるため、親指を斜めにし、指先の側面を使って押しましょう。痛気持ちいい強さで押しながら、吐く息を長く2~3回深呼吸をすると精神が落ち着くはずですよ。

百会(ひゃくえ)や太衝、神門、膻中が合う人も

自分に合う精神を安定させるお守りツボを持っているという安心感があるだけでも、不調の発症頻度が抑えられる人は少なくありません。内関以外にも、百会(ひゃくえ)や太衝、神門、膻中が合う人もいます。自分に合う「押すと心が落ち着くお守りツボ」を事前に探しておきましょう。

出所:『自律神経にいいこと大全100』

緊急時は冷静な判断が難しく、転倒などで怪我をすると命の危険につながります。私は、東日本大震災の影響で避難されてきた方々の心身のケアをした経験がありますが、その中でさまざまな「まさか」という経験談を聞いてきました。お守りツボがあれば、そんなまさかの危険を少しでも減らせるかもしれません。

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