季節変わりの「手足の冷え、寒暖差疲労」防ぐ簡単技 冷えは万病の元、血流をよい状態に保つ秘訣

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末端の冷えに効くツボ(出所:『自律神経にいいこと大全100』)
秋から冬にかけて気温が下がっていく中、鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の森田遼介氏が「手足の冷え」や「寒暖差疲労」を防ぐツボについて解説します。
※本稿は『自律神経にいいこと大全100』から一部抜粋・再構成したものです

末端の冷えに効く指間のツボ

末端の冷えには、足の指の間にある「八風(はっぷう)」と、手の指の間にある「八邪(はちじゃ)」を選択しましょう。手足の指の水かき部分にそれぞれ左右8穴あります。

これらのツボは少し特殊な「奇穴(きけつ)」といい、ある疾患に対して有効的な効果を示す単独のツボになります。普通、ツボは経絡(けいらく)というツボとツボを結ぶ14本のライン上に属しますが、この奇穴は経絡に属さない単独のツボで、長年の臨床経験から効果が認められた奇穴は29種類存在します。

八風と八邪の刺激の仕方は、一つひとつお灸をしていったり、手の指で順に押していったりする方法もあります。次のような刺激方法も時短になりますのでおすすめです。

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