季節変わりの「手足の冷え、寒暖差疲労」防ぐ簡単技 冷えは万病の元、血流をよい状態に保つ秘訣
※外部配信先では画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください
八風を刺激する際は、手指を深くまで入れすぎないようにし、握る・曲げる力も強すぎないように注意してください。行った後は足がポカポカしたり軽くなったり実感があることでしょう。日ごろの生活で足の指を広げる機会は少ないので、時々足指のストレッチを行うことは、血流をよい状態に保つ秘訣になりますよ。
気象病の予防に「翳風」
気象病、寒暖差疲労、寒暖差アレルギーには「翳風(えいふう)」を使います。場所は、耳たぶの後ろに凹みがあるところの圧痛点。気候の影響を受けやすい方は、日頃から翳風を冷やさず、温めるようにしましょう。
注意する点としては、頭痛や耳鳴り、めまいなど、耳や頭の症状の発作時に温めてしまうと症状が悪化する危険があります。ですので、症状が出ている時ではなく、症状が落ち着いているタイミングで予防として行うことが効果的です。
翳風付近に細かい赤紫色の血管が数ミリ走っているのが見える場合がありますが、これは細絡(さいらく)といい、普段から体が冷え、血流が悪くなっているサイン。今の時点で頭痛や耳鳴り、めまい、難聴などの症状がない場合でも、将来発症するリスクが高いため、対策をしておきましょう。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら