寝る前に厳禁「眠りの質を下げる」悪習慣3つ 睡眠不足で頭が回らず残業が増える悪循環にNO
睡眠の質を上げるために「やめるべき3つの習慣」
入眠してすぐに深い眠りに到達し、それが持続する――そんな理想的な睡眠を、私は「濃縮睡眠」と名付けています。この「濃縮睡眠」を実現できれば、たとえ短い睡眠時間であっても体と脳の疲れがとれ、すっきりと目覚めることができます。
今回は、睡眠の質を上げるために「やめるべき3つの習慣」についてお伝えしましょう。
まず1つ目は、「就寝前に考え事をするのをやめること」。
とくにデスクワーカーの疲れがとれないのは、体が疲れているからではなく「脳」が疲れているからです。脳疲労は睡眠の質を下げ、慢性的な疲れの原因になることが脳科学の研究によってわかっています。
脳が疲れている人は、交感神経が優位になった緊張状態のままです。この状態のまま眠ってしまえば、深い眠りに入ることはできません。脳疲労は眠りを浅くし、睡眠の質を下げる原因なのです。
それだけではありません。質の低い睡眠では、脳の疲労がとれないため、脳疲労が睡眠の質を下げる→質の低い睡眠がさらに脳疲労を蓄積させる→その結果、ますます睡眠の質が低下する……という悪循環が起きてしまうのです。
以上のように、脳疲労は睡眠の質を下げる最大の原因の1つです。よく眠るためには、脳疲労を上手に取り除いてあげなくてはいけません。
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