寝る前に厳禁「眠りの質を下げる」悪習慣3つ 睡眠不足で頭が回らず残業が増える悪循環にNO

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帰宅が遅くなったりして、入浴後に90分も起きていられない、という日もあるでしょう。その場合は、入浴の仕方を変えます。40度以下のお湯に短時間(10分以内)つかるようにするのです。このほうが、体温が上がりすぎず脳が冷めやすくなるので、ベッドに入るまでの時間を短縮することができます。

また、シャワーを浴びながら足湯だけつかることもおすすめです。入浴後から就寝まで必ず90分空けることは難しいかもしれませんが、これまで「風呂に入ったら寝る」という習慣だった人は、「入浴後はすぐに寝ない。脳を冷ます時間をとる」という意識を持つようにしてください。

意識して脳を冷ます時間をとることで、寝つきがよくなるのを実感できると思います。

そして、基本的に暑すぎる部屋は睡眠の質を下げてしまうため、寝室の温度は「ちょっと涼しめ」にしましょう。

具体的には、冬場は22〜23度。夏場なら25〜26度くらいが睡眠にとってはベストな室温だと一般的に言われています。

ただし、暑さ寒さの感じ方には性差や個人差があります。冷房の利いた部屋で、男性は「まだ暑い」と言っているのに、女性は寒くてカーディガンを羽織っている、といった光景はよく目にします。

ですから、先ほど挙げた温度を基準にして、自分にとって心地いい温度に調整するようにしてください。体感として「ちょっと涼しめかな」と感じられるくらいがちょうどいいでしょう。冷え性の人は、気持ちのいい暖かさを目指すというアプローチでもいいと思います。

エアコンで室温を調整するだけでなく、寝間着や寝具も使ったうえで、いちばん快適な温度にすることが大切です。

夏場は涼しく感じられる冷感機能のあるシーツを使ってもいいですし、冬場はモコモコと毛のついた敷きパッドを使って暖かく眠るのもいいでしょう。

寝具や寝間着は、温度調節だけでなく、肌触りにも注意して、身につけて気持ちいいものを選ぶことも心がけてください。

なお、湿度については、50〜60%が快適です。

夏場はエアコンを除湿モードに、冬場は加湿器を使うことをおすすめします。鼻炎や花粉症などのある方は、空気清浄機も使うといいでしょう。

「ソファ」と「ベッド」の用途に注意

3つ目は、「ベッドをソファ代わりにするのをやめること」です。

極端に忙しい生活をしている人は、ときどきソファで眠ってしまったりすることがあると思います。

ちょっとひと休みのつもりが、そのまま「寝落ち」して、明け方ソファで目が覚めた……という経験がある人も多いでしょう。

このように、ソファをベッド代わりにして寝てしまうのは、理想的な睡眠とは言えません。ちゃんとベッドに入ったほうがいいのはもちろんです。けれども、忙しい生活のなかでは、ときどきこういうことがあるのも仕方がないと思います。

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