さらに私立小学校の中に学内学童=アフタースクールを完備する学校も増えてきた。そのまま学校に残って友達と過ごし、専門のスタッフや先生が見てくれる安心感がある。
女子校:聖心女子学院初等科、日本女子大学附属豊明小学校 など
習い事もそのまま学校で済ませて帰宅
さらには、アフタースクールの中で習い事もできる私立小学校もある。外部から専門講師やインストラクターを招いたり、専用のレッスン室があったり、とその学校ごとの特色ある習い事が用意されている一例が下記だ。
国立音楽大学附属小学校……ピアノ、ヴァイオリン、フルートなど
新渡戸文化小学校……サッカー、チアリーディング、ダンス、ピアノ、クッキングなど
東京農業大学稲花小学校……空手、サッカー、ダンス、STEMなど
品川翔英小学校……英会話、水泳、ピアノ、絵画など
淑徳小学校……ダンス、造形、理科実験、書道など
東京都市大学付属小学校……サッカー、生花、英語、ランニングなど
昭和女子大学附属昭和小学校……サッカー、英語、体育など
こうして見ていくと、共働きであることは私立小学校に通わせるに当たってマイナス要素ではなくなってきていることがわかる。
反対に共働きであることがプラス要素に働くことも多くあるだろう。例えば、両親で家事分担を行う姿を見せることで、子どもは男女問わず家事育児に関わることを当たり前だと思って育つだろうし、学校行事も父親が参加する姿はどこでも多く見られるようになった。
多忙だからこそのマルチタスキングや効率化された時間の使い方なども、子どもに教えることができるだろう。
最近ではキャリア教育に力を入れている学校も多いため、父親だけでなく母親が子どもたちに仕事について話す場面は良い影響を与えるはずだ。
夫婦共に家事、育児、そして学校行事にと協力して参加する姿自体を、子どもは日々見ているし、学校側も強力な支援者として歓迎するだろう。
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