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じいさんたちが「コーヒー代わりにこいつをカップで飲んでた」という赤い「緑のワイン」(写真:筆者撮影)
世界で最もワイン好きの国民をご存じだろうか? 正解はポルトガル人で、OIV(国際ブドウ・ブドウ酒機構)の2022年調査によると1人当たり年間で約90本(67.5L)のワインを消費していて、その量は世界一だ。
ワイン作りも年季が入っていて、ブドウはなんと4000年も前から栽培されている。
海外書き人クラブ会員が今回、そんなワイン好きのポルトガル人たちが「ポルトガルの宝石」として誇る「ポートワイン」、そして興味深い「緑のワイン」を紹介する。
「ポートワイン」とは何か?
「ポートワイン」がどんなワインか知っている人はどれくらいいるだろう。「聞いたこともない」という人もいれば、「あの赤くて、とっても甘いワインでしょ」という人もいるかもしれない。
実はポートワインには2つの大きな特徴がある。
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世界文化遺産にもなっている「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」(写真:筆者撮影)
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