では、笑いのメカニズムとは何かというと、非常にシンプルなものになります。
それは、「緊張」と「緩和」です。漫才、コント、落語、トークなど、すべてのお笑いはこのメカニズムが根幹に存在しています。
例えば、緊張と緩和が一番分かりやすいシーンの例を挙げます。
・緩和:屁をこく
では、このシーンをリアルにイメージしていきましょう。
少しは、笑いのメカニズムのイメージが湧いたのではないでしょうか。
みんなの「共通認識」の「真逆」が笑い
さて、「緊張」と「緩和」をさらに親しみやすくするために、お笑い芸人が使っている別の呼び方を紹介します。もしかすると、あなたもこちらの呼び方のほうが聞き馴染みがあるかもしれません。それは、「フリ」と「オチ」です。
「フリ」とは何かというと「共通認識」です。
「オチ」とは何かというと「真逆」です。
もちろん、オチにはいろんなパターンが存在しますが、今回は分かりやすく真逆と定義します。さて、この 「フリ」「オチ」の構造を一番理解しやすいのは、大喜利です。
それでは早速、大喜利をやってみましょう。
せっかくなので、流し読みしないでやってみてください。
もし、自分で考えた回答に笑うことがあれば、笑いの効果でもある創造性や生産性が向上します。ぜひ楽しんでチャレンジしてみてくださいね。
大喜利:赤ん坊が、何を言ったら笑いが生まれますか?
回答例1:「とりあえずビール持ってきてくれる?」
回答例2:「貧乏って遺伝するから親として頑張れよ」
このような回答をすると、笑いが生まれる可能性が高いです。もちろん、正解はこれだけではありませんし、この回答より面白い回答は幾つも存在します。
どうしても回答例というとハードルが上がり、スベってる感が否めませんが心を強く持ち解説していきます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら