パワハラ上司の暴言「一瞬で無力化する」最強思考 義務教育で教えない"つらい"を笑いに変える力

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パワハラ上司と女性部下
「嫌な上司の言葉」にもうクヨクヨしない!パワハラ上司を「笑い」に変えるテクニックとは?(kouta / PIXTA)
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」 と心理学者のアドラーが考えたように、ほぼすべての人が人間関係で悩んだ経験があるはず。

「人から嫌われたくない」「飲み会のような場を避けたい」「面白いことを言わないといけない」。そんな悩みを一度でも感じたことのある方にオススメなのが「笑いの力」を利用すること。

元お笑い芸人である中北朋宏氏は、芸人引退後に未経験でコンサル業界に転職し、「笑いの技術」を駆使して3年で売り上げナンバーワンに。
その後、起業して株式会社俺を設立。現在は芸人のセカンドキャリア・転職を支援する『芸人ネクスト』と、「お笑い」と「コミュニケーション」を掛け合わせた、心理的安全性や営業力を向上させる独自のノウハウ「コメディケーション」を260社、2万6000人以上に提供している。

最新刊『おもしろい人が無意識にしている 神雑談力』では、中北氏のこれまでの経験から培った「笑いをビジネスに活かす技術」を網羅。

以下では、その中北氏が「人生を面白がる力」について解説します。

お笑い芸人の本質は「面白がる力」

私は、人生を楽しく生きていくために「お笑いのモノの見方」が、非常に重要であると考えています。お笑い芸人の本質的な力は、コミュニケーションスキルではなく「人生を面白がる力」 です。

この「お笑い」の思考が身につくと、つらい状況も違う視点で楽しむことができるようになります。

おもしろい人が無意識にしている 神雑談力
『おもしろい人が無意識にしている神雑談力』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

後ほど詳しくお話しいたしますが、まずはそもそものお笑いのメカニズムについて解説します。前回の記事「『話がつまらない』陰で言われないための神雑談力」では、「笑いの生み出し方」について話をしてきました。

実は、もう一つ笑いについて深掘りしたいことがあります。「笑い」というものが、どのように大きくなり爆笑へと移行していくかについてです。

少しわかりにくいと思うので関係開始の例で説明すると、例えば、自己紹介の時点で「できる限り笑いを取りたい、あわよくば爆笑を取りたい」と思われている方もいるのではないでしょうか。

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