また、万が一、スベったときのリスクヘッジにもなり、「別に、笑いが欲しかったわけじゃないので……」というふうに装えるので、あなた自身がダメージを負うことなく関係開始の会話を継続することができます。
余談ですが、スベることは強いストレスを精神と体に与えます。あるお笑い芸人さんの話では、スベりすぎて身体から謎の青い分泌物が出て、Tシャツを藍色にしたそうです。
どうか、ご無理のないようにお体ご自愛ください。
義務教育では教えない「笑いの磨き方」
次に「笑いの磨き方」について話をできればと思います。
「ここまで読んできたけど……、本当に笑いを取ることを身につけることができるのかな?」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、「一般人の面白いレベル」であれば筋トレ同様にトレーニングすれば強化が可能だということをお伝えします。
なぜなら、笑いというものは 「面白いことを考えるという思考力」 によって作られるからです。つまり、必ず誰でも現状より面白くなることができます。
さて、具体的に解説していきましょう。私は人前で話す機会も多いことから、「どうすれば面白いことが思いつけるのか?」や「どうすれば面白くなれるのか?」というような質問をうけることが多くあります。
私も、お笑い芸人を目指していた人間であることから、心の底にある純度の高い欲求として「面白くなりたい」というものが今でもあります。
そんな私が若手芸人の頃に学んだ、「面白いことを生み出すモノの見方」を一つと、今でも習慣になり実践している「面白い話ができるようになる方法」を一つお伝えします。
まず、私がお笑い芸人を目指し、あるお笑いの学校に通っていた頃に学んだ「面白いことを生み出すモノの見方」をお伝えします。先ほど紹介した「少しズラす」方法にも繋がってきます。
それは、ある講師が出した問題でした。この問題は、 「面白いことを生み出すモノの見方」 を簡単に理解することが可能です。
今からその問題を出すので、あなたも考えてみてください。
「今からノートに、コップを描いてください」
もし、あなたが普通のコップの絵を描いていたら、「お笑いのモノの見方」や「考え方」が備わっていないことがわかります。
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