「話がつまらない」陰で言われないための神雑談力 元芸人直伝「センスなし」でも笑いがとれる技術

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

この大喜利の場合の、「フリ:共通認識」は、世の中のことを何も知らない赤ん坊です。

その「フリ:共通認識」に対して、「オチ:真逆」をイメージしてください。つまり、赤ん坊が絶対に言わないであろうことです。

このように笑いのメカニズムを使いながら笑いは作られています。

ビジネスパーソンでしたら話の中に「フリ:○○」「オチ:○○」を入れるようにすると、笑いが生み出せます

職場で使える「フリ」「オチ」とは?

それでは、活用イメージが湧きやすいように職場で使えるであろうものを掲載しておきます。すごくベタな「フリ」「オチ」の参考としてご覧ください。

※ベタとは……お笑い用語で「ありきたり」を意味します。

① フリ:「昨日は、全く寝てない」→オチ:「8時間しか寝てない」
② フリ:「お昼ご飯全然食べてない」→オチ:「どんぶり3杯しか食べてない」
③ フリ:「隣と席が近いので小さい声で乾杯します」→オチ:「(大きい声で)乾杯!」

なかなか、「フリ:共通認識」でもある状況が見えない中での「フリ」「オチ」のサンプルですので、「笑えるか」「笑えないか」はご了承いただけると幸いです。

もしかすると、ベタなものを紹介したことにより「自分も口にしたことがある……」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このように笑いのメカニズムを理解することで、再現性高く笑いを生み出してもらえればと思います。

あなたの周りの人が「よく笑う」ようになれば、周囲の寿命すらも延ばすことが可能になるわけです。

中北 朋宏 俺 代表取締役社長

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

なかきた ともひろ / Tomohiro Nakakita

浅井企画に所属し、お笑い芸人として6年間活動。その後、人事系コンサルティング会社に入社し、内定者育成から管理職育成まで幅広くソリューション企画提案に携わる。入社3年でナンバーワンとなる。その後、インバウンド系事業のスタートアップにて人事責任者となり、「制度設計」「採用」などを担当。2018年2月9日に株式会社 俺を設立。“夢諦めたけど人生諦めていない人のために”をコンセプトに、お笑い芸人からの転職支援「コメディケーション」を展開中。
著書に『「ウケる」は最強のビジネススキルである。』『コンプレックスは営業の最高の武器である。』(いずれも日本経済新聞出版)がある。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事