恐るべし!トヨタがあぶり出す「7つのムダ」

このカイゼンで、仕事はもっと楽になる

(写真:AP/アフロ)
2015年3月期決算で、過去最高益をたたき出したトヨタ。その収益基盤を支えるひとつが「カイゼン」の取り組みですが、それは会社のためだけではなく、一人ひとりの仕事を楽にするためのものでもあります。
トヨタで数百人の部下を持っていた元課長クラスにより、トヨタの現場の働き方メソッドをまとめた1冊『トヨタ仕事の基本大全』(KADOKAWA)から、仕事に役立つトヨタ流のメソッドについて紹介します。
※前回記事:過去最高益!トヨタが伝承する「仕事哲学」

 

前回記事では、トヨタの現場で脈々と語り継がれている“口ぐせ”から、仕事の基本的な考え方をご紹介しました。今回は、今日からすぐに活用できる仕事のカイゼンのコツを、厳選してお伝えします。まずは皆さんの今の状態をチェックしてみましょう。

カイゼンは誰のため?

トヨタのカイゼン活動と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか? 「社員がせっせと効率を上げて得をするのは会社側」「仕事がもっと窮屈になりそう」というネガティブなイメージはないでしょうか。

これは、トヨタで数百人の部下を率いた経験のあるトレーナーたちが指導する現場でも、多くある誤解です。改善の目的、それは実は、一人ひとりが「楽になる」ことなのです。

製造現場でも、個々の作業者は一生懸命に作業をしています。しかし、無理な姿勢をしていたり、動きにムダがある場合が多々あります。そして本人は、作業に集中するあまり、苦痛だったり非効率だったりしても、いつの間にか慣れてしまうケースが大半です。

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