今からでもできる!暑すぎる夏の「住まい」の工夫 夏のリスクを考慮した家選びも重要になっている
日本列島の各地で連日、猛暑が続いている。ここまで暑いと、住宅の中で過ごすのも大変。折からの物価高と電気料金の上昇により、エアコンをフル稼働させて過ごすのも気が引けてしまうが、熱中症予防のために適切な使用が求められる。だから、せめてエアコンを効率よく活用し、省エネ・節電に努めながらできるだけ快適に暮らせるようにしたいものだ。
手軽にできることを徹底する
そうした観点から、住まいにおいてできることを整理してみたい。気軽にできる工夫もいくつかあるので、トライしてみるといいだろう。加えて、これから住宅を取得しようという方のために、「夏」のリスクを回避するという視点でも、いくつか注意点を挙げてみたい。
まずは、エアコンそのものを効率よく使用するために徹底すべきこと。フィルターの小まめな手入れは基本中の基本だ。稼働方法についても、「自動運転」にする、ON・OFFをと小まめに行わないことなどがメーカーなどから推奨されており実行してみたい。
ON・OFFについては、エアコンは起動する際に大きな電力を必要とするためだ。なお、「1日中エアコンをつけていたほうが電気代はオトクになる」などという話もあるが、これは住宅の断熱性能やエアコンの性能などが関係するため、一概にはいえないようだ。
このほか、室外機の前にモノを置かないことにも効果があるとされている。モノがあると排気熱が室外機に籠もり、冷房効果を損なうためだという。いずれにせよ、これらは自分で手軽にできるので試してみる価値があるだろう。
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