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「子どもがいない人生」に苦悩する女性たちの本音 表立って語れない社会の生きづらさ(前編)

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  • 大塚 玲子 ノンフィクションライター
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――「養子をとれば」と言われることは、多いですか。

ありますね。こういう記事がネットに出ると、コメント欄には必ず「子どもがいないことで悩んでいるんだったら養子をとればいい」と書かれますし、実際、マダネに来る方のなかにも「養子を検討したことがある」という方は結構多いです。

でも養子を迎えるというのも、そう簡単なことではないんですよね。最近は緩和されてきましたが、数年前まで「夫婦のどちらかが専業主婦(夫)であること」を要件にしているところが多かったし、年齢制限も厳しかったので、すごくハードルが高かった。夫婦の一方が養子を望んでも、他方が「養子はちょっと」と言うケースもあったりして。養子を迎えられること自体が、私はすごくハッピーなことだと思うんです。

「母親なのか/母親じゃないのか」というラベリング

――子どもがいないことについて、夫よりも妻のほうがつらさを感じやすいのは、世間から受ける「圧」の違いでしょうか。

そうですね、「子どもは?」と聞かれることも、男性に比べたら女性のほうがずっと多いですし。

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あと、女の人は男の人と比べて、子どもがいる/いないで、働き方や生き方、関心事に差異が出やすい、というのも大きいと思います。男の人は子どもがいてもいなくても、働き方など、さほど変わらない人も多いですよね。女の人が「母親なのか/母親じゃないのか」というラベリングをされてしまうのは、それだけ生き方に影響を受けるから。

会でよく話題にのぼるんですが、テレビで女性のコメンテーターが出る場合って、よく「2児の母」といったワードがキャッチフレーズみたいに添えられますよね。男の人は子どもがいても、そんなキャッチフレーズはつかないのに。

――言われてみたら、それモヤっとしますね……。

後編は15日に公開予定です)

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