夏休み「学童に行きたくない」子に親ができること 子も親も学童も悪くない現実の落としどころ
「なんで夏休みなのに僕だけ学童に行かないといけないの?」
子どもからそんなふうに言われてつらい気持ちになった経験のある保護者も多いのではないでしょうか。
子どものことがかわいそうだなと思いながらもやむをえないからそうなっているわけで、だからこそ適切な言葉が見つからずにあいまいな返事をしてしまい、モヤモヤとした気持ちを抱えてしまう。
「仕事だからしかたがないんだよ」と言ってみたものの、そんなことで子どもが納得するわけがないし、「しかたがない」という大人の事情で子どもをねじ伏せたような気持ちにもなって、自己嫌悪に陥ってしまう。
または、子どもにとってはせっかくの夏休みなのに、学童の中での関わりが増えるだけで、いろんな人やいろんな世界との出会いを提供できない。そんな自分にふがいなさを感じてしまう……。
こんなふうに、消化不良の気持ちをグルグルと巡らせたまま、夏休みを迎えた方もいらっしゃるかもしれません。
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