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「子どもがいない人生」に苦悩する女性たちの本音 表立って語れない社会の生きづらさ(前編)

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  • 大塚 玲子 ノンフィクションライター
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しかも、そうやって本当は苦しい思いを抱えていても、ぱっと見ではわからないんですよね。だから気軽に「子どもはまだなの」とか「もっと頑張んなさいよ」みたいなことを言われてしまう。それは世の中が、子どもがいない人たちの思いを理解していないから。

そのことに気付いて、「だったらこれを発信していかなきゃ」って思ったんです。使命感ですね。それがきっかけで、本を書くことや、マダネ プロジェクトの立ち上げにつながっていきました。

(画像:『まんが 子どものいない私たちの生き方: おひとりさまでも、結婚してても。』より)

本音を言えない社会って、生きづらいと思う

――マダネ プロジェクトとして、子どもがいない人たちの会を続けるなかで、どんなことが見えてきましたか。

子どもがいない経緯ってほんとうにいろいろで、「最初から子どもが欲しくなかった」という人とも、けっこう出会うんです。そうすると、その人たちはもっと孤独だったりするんですよね。「欲しくない」と言うと、世間では「人としてどうなの」と言われたり、「なんて冷たい人だ」などと、勝手な偏見をもたれたりしてしまう。

動物で「猫がダメ」という人がいるように、「子どもが苦手」という人がいても不思議ではないのに、それを「人としておかしい」などと言われてしまって、本人も「自分はどうして、子どもを欲しいと思えないんだろう」と悩み、かつそれを誰にも相談できないという孤独感がある。

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