「子どもがいない夫婦」人に言えないつらさの中身 「いる・いない」で分けられがちな社会の生きづらさ(後編)

子どもがいない理由は千差万別
――くどうさんは「子どもがいない人」を支援するマダネ プロジェクトを運営されています。会の運営で、日ごろ気を付けていることはありますか?
マダネの参加者は「子どもがいない」という共通点があるだけで、いろんな方が参加している点が特徴だと思います。結婚しているかどうかを問わず、年齢を問わず、子どもがいない理由も問わず、欲しかった人からもたない選択をした人まで、さまざまです。そういう会って、意外と世の中にないんですね。「不妊治療をしたけれど授からなかった」という人の会などは結構あったりするんですけれど。
年齢も20代から80代まで、本当にいろんな方が参加してくれている。マダネはその多様性こそ、大事にしたいなと思っています。でも、その考えに至るまでは、とても悩みました。



















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