バーガーキング「390円モーニング」にたまげた朝 コスパ最高!個性も際立つ「ギルティグルメ」だ

✎ 1〜 ✎ 34 ✎ 35 ✎ 36 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
フィッシュフライは、粗挽きパン粉でザクッとした歯ごたえ(筆者撮影)

「バーガーキング」のフィッシュフライは、白身魚にやや粗めのパン粉をまぶして、しっかりめに揚げてあり、「マクドナルド」の「フィレオフィッシュ」の洗練された均一的な見た目と比較すると、手作り感のある、街のお惣菜屋さんのコロッケのように朴訥とした、カリホク感のある仕上がりでした。

白身魚の淡白さと、タルタルソースの濃厚さの相性は抜群(筆者撮影)

食べると口の中でホロホロとほどける白身魚と、表面のカリカリのコントラストを楽しめます。白身魚のヘルシーさを帳消しにする、タルタルとチーズの波状攻撃が加われば、そりゃあもう濃いのなんの。

毎日食べるにはトゥーマッチですが、罪深さと比例しておいしい、ピザやからあげと肩を並べるギルティグルメだと思います。カロリーなんて一切忘れて、コカ・コーラと組み合わせてジャンクにむさぼれば、日頃の憂さも吹き飛びます。

バーガーキングが若い男性にウケる訳

今回訪れた店は、オタクの聖地として名高い街の、駅徒歩1分という絶好の立地にある路面店です。

完全キャッシュレスのタッチパネル式セルフレジ(筆者撮影)

オーダーカウンターにはスタッフがいるものの、注文はすべてタッチパネル式のセルフレジ形式で行います。ラーメン店や牛丼チェーンの入り口で買う食券と同じようなものだと思っていたら、キャッシュレスかつバーコード決済に対応していなかったため、少し慌てました。

入店したのは日曜の朝9時頃。50席以上ある2階席に座ったときには、お客さんは筆者を含めて5人しかいませんでしたが、じわじわと客席は埋まり続け、退店する10時前には席の半分近くが埋まっていて、セルフレジの前にはさらに行列ができていました。

次ページ肉と炭水化物を食べたい欲求を満たす「バーガーキング」
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事