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「びっくりドンキー」ハンバーグ、50年超人気の訳 「ちょい飲み」、「モーニング需要」も開拓

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  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント
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今では利用客の意識もさまざまだ。コロナ禍で起きた「外食店の味を自宅で食べたい」思いもその1つ。もともと外出自粛状況下でのテイクアウトやデリバリー選択だったが、通常生活モード後も一定の需要がある。店側もそのニーズは無視できない。

利用客の楽しみ方も変わってきた

「びっくりドンキーを、ちょい飲み的に利用される方も増えました。1995年から北海道小樽市で製造を開始したクラフトビールを提供してきましたが、近年は単品メニューも充実させています。軽く飲んだ後に、ハンバーグメニューを頼まれる方も多いです」(広報担当)

アルコールと相性のよい単品メニューの数々(筆者撮影)

深夜の営業時間を短縮し、開店時間を早めた結果生まれたのが「モーニングサービス」だ。喫茶店でおなじみの「トースト+ゆで卵」(380円~)もあれば、同店らしく「ハンバーグ+ごはん」(500円~)もある。バーグディッシュは100グラムのミニサイズだ。

「モーニング時間帯(8時~11時)の平均客単価は約850円で、トースト:ハンバーグのご注文割合はほぼ半々です。客数はランチ以降に比べて多くありませんが、朝のルーティーンとして頻繁にご来店いただく方もいます」(同)

コロナ禍で感じたのは、店側の思い込みを、ひとまず横に置く姿勢だという。「レストランだからランチ以降が勝負」ではなく、「朝からハンバーグを食べたい人も、自宅でハンバーグを食べたい人もいる」ということだろう。

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