「びっくりドンキー」ハンバーグ、50年超人気の訳 「ちょい飲み」、「モーニング需要」も開拓
同店のハンバーグの特徴について、「不易流行」の不易(変えない)部分をまずご紹介したい。
ハンバーグは鉄板ではなく、木製の皿にハンバーグディッシュ・ライス・サラダを盛り付けて提供される(鉄板で提供するステーキメニューもある)。「ディッシュ皿はハンバーグ側にソースが逃げていく構造になっており、料理が混ざらない工夫がされています」(広報担当)。
ハンバーグは平たい形だ。創業時はハンバーガー店だったが、「マクドナルドの日本上陸(1971年)以降、主力メニューをハンバーガーからハンバーグランチに変えていきました」(同)。現在のバーグディッシュの提供スタイルは、ハンバーガーを分解して、パン→ごはんに変えて皿に盛ったのが始まり、と聞く。ソースは、日本人になじみがあるしょうゆベースの味だ。
ハンバーグは牛と豚の合い挽き肉を使用
ハンバーグの原料となる肉は牛と豚の合い挽き肉。牛肉は、オーストラリアとニュージーランドで放牧された専用のナチュラルビーフを使用。豚肉もストレスの少ない環境で育てられた健康的なポークを使う。
こうした特徴に加えて、期間限定品やイベントで新しさを打ち出し、期待感を高める。特に人気が高いのは、例年、年末近くから始まる「ドンキー満喫セット」だ。
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