浪人という選択を取る人間が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は、中学時代に有名ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』で主役を勝ち取ったあと、ミュージカル俳優をしながら通信制高校に進学。高校2年生のときに東京大学の受験を志し、浪人の末に東京大学文科Ⅱ類に合格した未来和樹さんにお話を伺いました。
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みなさんは、芸能活動をしながら大学受験をすることについてどう思いますか。
きっと、「両立は難しいだろう」という感想が出るのではないかと思います。
中学時代に舞台の主役を勝ち取る
今回インタビューをした未来和樹さんは、中学時代にミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』で1346人の応募の中から主役を勝ち取りました。
勉強と仕事の両立は大変で、高校2年生までは、仕事が忙しくて勉強ができなかったそうです。しかし、そんな環境の中で彼は東大を志望し、1浪を経て合格を掴み取りました。
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