浪人という選択を取る人間が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は、2浪して東大に進学し、『東大読書』『東大思考』などシリーズ累計40万部超のベストセラーの数々を生み出した現役東大生作家の西岡壱誠さんにお話を伺いました。
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突然ですが、みなさんは『ドラゴン桜2』の藤井くんを知っていますか?
このキャラクターは優等生である一方で、人の話を聞かず、自分より成績の悪い人間を見下す「性格の悪い」学生です。そう言うと、あの「憎まれ役か!」と思い出す人もいるかもしれません。
恩師にドイツに連れて行かれて、価値観変わる
実はこのモデルになっているのが、今回お話をお聞きした西岡壱誠さんです。西岡さんは、漫画「ドラゴン桜2」の編集担当であり、チームドラゴン桜のリーダーでもあります。実は藤井くんの人物像は、かつての性格の悪かった西岡さんが投影されて作られたキャラクターなのです。
そんな「リアル藤井くん」だった彼自身は、2浪を決断するか迷っている時期に恩師からドイツへ連れて行かれたことで、物の考え方や人生観が劇的に変わり、人間的に大きな成長をすることができたそうです。
性格が悪かった彼を変えた、浪人時代の異国での経験とは?
『ドラゴン桜2』の藤井くんはどうやって生まれたのか? 今回は現役東大生作家の知られざる一面に迫ります。
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