・起きる時間、寝る時間を守れたら3ポイント(さらに自分で起きられたらボーナスポイント2ポイント)
・家庭のお手伝い(掃除や食事の後片付け、洗濯物をたたむ等)は1つにつき5ポイント。体を動かす労働のためポイントは少々高めに設定するなどもよいでしょう。
・プリント1枚につき3ポイント
・習い事にきちんと行ったら5ポイント
・習い事の課題が終わったら5ポイント
・夏休みの課題は科目ごとに分け、ひとつの科目が終わったら30ポイント(さらに予定した期日までに終わったらボーナスポイント50ポイントなど)
・決められた時間内でゲームや動画視聴できたら1ポイント など
ゲームや動画視聴でもポイントが入ると驚くかもしれませんが、あえてポイント化していきます。つまり、自分にとってハードルが高いこと(やりたくないこと)はポイントが高く、やりたいことは簡単にできるのでポイントを低く設定します。
例えば、朝自分で起きられない子は、早起きはハードルが高いため、もし自分で起きられたらポイントは高くなりますが、ゲームは自らやるのでポイントが低いということです。
子どもたちが好きなバトルゲームなどでは、難敵を倒したらポイントが高く、簡単に倒せる敵であればポイントは低いはずです。ここでもそのようにポイントをつけます。
たまったポイントは交換できるように設定してもいいでしょう。例えば木村さんの家庭では「KIMURA PAY(通称キムペイ)」とネーミングするなども面白いかもしれません。ポイントは、ゲームや動画視聴の時間延長や、お小遣いの一部に交換するといったことに使えるようにするのはどうでしょう。
ここで次のような疑問を持つ人がいるかもしれません。
「子どもはポイントがなければ今後やらない子になるのではないか?」
これまで、このやり方を実施された方々からは、そのような報告はありませんでした。逆に良い効果がその後も生まれたという報告は多数受けています。仮に「もっとポイントが多くないとやらない!」と子ども言うのであれば、「じゃ、この仕組みはやめよう」と伝え、やめてしまえばいいだけです。
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