一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれている。
その岡本氏が、全メソッドを公開し、累計20万部のベストセラーとなっている『世界最高の話し方』『世界最高の雑談力』に続き、待望の新刊『世界最高の伝え方── 人間関係のモヤモヤ、ストレスがいっきに消える!「伝説の家庭教師」が教える「7つの言い換え」の魔法』がついに発売され、発売たちまち大増刷するなど話題を呼んでいる。
コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「慶應野球部を『勝てるチーム』に変えた監督の手腕」について解説する。
「リーダーのコミュニケーション術」の共通点
夏の全国高校野球大会での慶應義塾高校の躍進が、大きな注目を集めました。
同校の森林貴彦監督は、坊主刈りを強制しないなど、過剰に選手を管理する高校野球の常識に異議を唱え、日本の同調圧力文化へのアンチテーゼのような存在として話題となりました。
今回の大会で準優勝した仙台育英の須江航監督、WBCで勝利をものにした栗山英樹監督……。
最近、とみに成果を上げるスポーツチームのリーダーの考え方、哲学には、驚くほどに特徴的な共通点があります。
「常勝チーム」を作るリーダーのコミュニケーション術に迫ってみましょう。
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