「ニコニコ超会議」、熱狂の渦に見えた死角 「若き老害」が名物イベントをメッタ斬り

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東洋経済オンラインに集いし、労働者・学生・市民諸君!「若き老害」こと常見陽平である。
最近、「若き老害」というニックネームについて「自称だろ?」とか「もう若くない」というご批判の声を頂く。君たちは何もわかっていない。たしかに2012年暮れに使い始めた頃は自称だったが、その後はラジオ、ネットを中心に定着していった。若いかどうかでいうと、現在は中年だが老害業界の中では最年少だ。
ちなみに、この4月から千葉商科大学国際教養学部の専任講師になったが、教職員の集まりで学部長から「常見先生はネット界では“若き老害”と呼ばれています」と紹介されて、嬉しかったぞ。
さて、そんな「若き老害」の私が、超絶若いイベントに参戦してきた。4月25~26日に千葉・幕張メッセで開かれた「ニコニコ超会議2015」に行ってきた。前から行ってみたかったのだが、初参加である。
どうだったか?結論から言うと、楽しかった。ただ、これまでの延長線上での完成形を見てしまったがゆえに、来年以降のこのイベントについて不安になってしまった次第である。
というわけで、現地レポートをお届けしよう!

「出演依頼は突然に」は、ドワンゴらしい?

ニコニコ超会議は前から気になっていたイベントだった。ただ、いつも予定が合わず、参戦を断念していた。

今年のGW、私は、ほとんど予定を入れなかった。なんせ、新しい環境になったので、ちょっと休む時間、インプットする時間、何か仕事がたまったらここで片付ける時間にしようとしていたのだ。

さて、この週末はどうしようかとしていた時に、当初はたまに掲載して頂いているBLOGOS経由による「ブロガーご招待」企画でお誘い頂いた。ちょうど予定が空いていたので夫婦で行くことにした。

その数日後である。明治大学政治経済学部准教授の経済学者飯田泰之先生と一緒に「饒舌大陸Z」というニコ生番組を持たせて頂いている講談社「現代Biz」の担当者から突然のメールが・・・。

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