AppleWatchに熱狂する男たちの心理とは?

ガジェット好きな男と、冷めた目で見る女

写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ

去る4月24日、ついにApple Watchが発売になりました。いち早く入手したファンのレビューがネットでも話題になっています。iPhoneやiPadが発売されたとき同様、今後多くの職場で、自慢げに見せびらかす人が現れることでしょう。

さて、こうした高機能のガジェットやハイスペックの新製品に心を揺さぶられるのは、男性のほうが多いのは、興味深い傾向です。

家電のカタログや自家用車のサイトに見入っては、「こっちのほうがいい」「いや、あっちのほうが買いだろう」と、何日でも検討・議論できるのが男というものです。

入手して使うだけでなく、人に自慢して、語って初めて、満足感を得ることができる。ですからこうした大人向けの「オモチャ」には、したり顔で語れるようなうんちくや、誇張されたブランドストーリーが欠かせません。

「コンプリート欲求」に「レア訴求」……

さらには、ちょっとした色の違いやサイズ違いでラインナップを展開するのも、各メーカーのお約束。現代人に受け継がれた狩猟本能とも言うべき「コンプリート欲求(全部そろえたい)」を刺激するのです。

狩猟本能といえば「レアで入手困難」というのも、男たちにとってはたまらない要素。周囲の人に先んじていち早く手に入れたい。手に入れた後は見せびらかしたい。そんな、純粋無垢な欲望の前には「よく考えると、使わない」「そんなにたくさんは、要らない」といった冷静な判断は野暮というものです。

次ページでは、女性たちは?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 日本と中国「英語教育格差」
  • コロナ後を生き抜く
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
香港問題めぐり米中激突<br>加速するデカップリング

6月30日、「香港国家安全法」が施行されました。「一国二制度」の下での高度な自治が失われたとして、西側世界と中国の対立は一気に深まっています。米中経済の分離は、サプライチェーンの見直しなど、グローバル企業にも大きな変化を迫りそうです。