10人家族の夕飯作りをこなす「谷原章介直伝」ワザ 食卓を切り盛りして見えた「夫婦・親子」の関係
たった5分で完成するお手軽サラダがこちら。「ゴッチョリ」とは、韓国の浅漬けキムチや生の葉野菜などをヤンニョムで和えたもの。
白菜…5枚
★ コチュジャン…大さじ2
★ 砂糖…小さじ2
★ 酢…大さじ1
★ しょうゆ…大さじ1/2
★ ごま油…大さじ1/2
★ にんにく、しょうが…各1/2片
★ いりごま(白)…大さじ1
韓国海苔…適量
* 白菜は葉と軸の部分に分ける。軸の部分は1㎝幅に、葉の部分はざく切りにする。にんにくはすりおろし、しょうがは粗みじん切りにする。
1 、ボウルに★の材料を入れて混ぜる。
「わが家は白菜で作りますが、韓国料理好きな奥さんに大好評です」
切って混ぜ合わせるだけで、火を使わずに調理できるところもこれからの暑い季節に打ってつけ。程よい辛味と白菜のみずみずしさで、夏バテ対策にもよさそうだ。白菜以外でも、冷蔵庫にある生の葉野菜でパパっと試してみたい。
夫婦間での家事分担について
夫婦共働き世帯も多い今、夫婦間で家事分担をどうするかは各家庭で大きなテーマになっていることだろう。ジェンダーによる家事負担の偏りをなくそうという近年の風潮こそあれ、現実にはまだまだ女性の負担が大きそうだ。「女性が家事を押し付けられている現状は変えた方がいい」と話す谷原さんは、料理以外の家事も積極的にこなすそう。
「僕は料理以外にも洗濯や掃除など、家事全般が嫌いじゃないのでよくやります。奥さんはとくに子どもの学校の準備や、先生とのやりとりなどを含めいつも子に寄り添っていてくれるので、そこは任せています。そんなふうに、得手不得手を基準に、夫婦で家事分担するのがいいんじゃないでしょうか」
彼のように積極的に家事をこなす男性は多くはないかもしれないが、女性の社会参加が当たり前の今、家庭内での男性の役割にも当然変化が求められるだろう。谷原さんが家事に意欲的に取り組めるのは、自身の父親の影響もあるという。
「父親は料理、洗濯、掃除なんでもやる人。そんな父の後ろ姿を見て育った僕は、家事をやることになんの抵抗もないですし、むしろ楽しんでやっています。厳しいことを言うと、家事をできないというのは、つまり自立できていないのと同じだと僕は思うんです」
無料会員登録はこちら
ログインはこちら