老け見えする「ぶ厚い背中」をリセットする習慣 姿勢の悪癖リセット!歪みのない心地いい身体に

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身体を整えてから運動することがおすすめ(写真:yukiotoko/PIXTA)
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コロナ禍による運動不足、在宅勤務によって筋力が低下し、猫背やストレートネック、反り腰など日常の姿勢も崩れがちに。それによって肩こり・首こり・腰痛が悪化したという声もよく耳にするようになりました。身体の不調の他にも薄着の季節が近づいてきたことで、ボディラインが気になっている人も多いのではないでしょうか。
悪い姿勢が続けば、骨格は崩れます。骨格が崩れるとさらに姿勢が悪くなり、ボディラインにも影響が出ます。また、様々な身体の不調が出る原因にも。YouTube登録者数270万人、Instagramフォロワー数60万人の大注目ボディメイクトレーナー佐川裕香氏の最新著書『ダイエットするよりキレイになれる 上半身リセット』の内容を一部抜粋し、ご紹介します。

運動を始める前に骨格リセットが必要な理由

身体を整えることは、全ての運動の基礎です。しかし、ほとんどの人が身体の動かし方を教わらずに運動を始める場合が多いのではないでしょうか。

例えば、股関節はどんな方向に動き、どんな機能を持っているか、背骨のどの部分と肋骨がつながっているか、どのように身体を動かすのが良いのかなどは、プロのアスリートでもないと、知らないまま運動をスタートすることがほとんどですよね。

プロのバレエダンサーを目指していた私でも、何も知りませんでした。そして姿勢の悪い状態で15年も身体を動かし続けた結果、怪我をしてしまいました。

姿勢や骨格が崩れていてそのままの状態で運動をすると、本来かかる必要のない場所にかかる必要のない負荷をかけることになります。崩れた姿勢のまま負荷をかけたエクササイズを100回やっても、1万歩歩いても、効果は半減どころか、私のように怪我をしたり、どこかを傷めたり、身体を壊す原因になります。

これから運動を始める人、現在運動をしている人は、まず身体を整えることからスタートすることをおすすめします。

また、「エクササイズをしているのだけど、なかなか結果が出ない」という人も土台の骨格が崩れている可能性があります。

逆に身体の土台が整っていて、身体の使い方を知っていれば、どんなエクササイズも効率的に効果が得られます。

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