「転職をしたいけれど、スキル的に難しいかも……」と思う人は、いま勤めている古いワークスタイルの自社にメスを入れ、DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル技術を用いたビジネス改革)プロジェクトを立ち上げる提案をしてみましょう。
すでにDXプロジェクトがスタートしていたら、手を挙げてメンバーとして参加させてもらいましょう。
自社のビジネスモデルが、SaaSモデルやTHE MODELのような形に変わることに成功すれば、経営者から大きく評価されますし、会社の生産性が上がればやりがいを感じることもできます。外部のDXコンサルティング会社を巻き込んでみてもいいかもしれません。
結果を出した暁には、あなたは社内の「名誉ある改革者」「DX人材」としてのスキル経験を手に入れるだけではなく、貴重な「転職チケット」までついてくることになるというわけです。
まずは「スキル・経験の自己分析」と「方向性決め」が大事
こうした「染み出し型」のキャリアアップを実現するための第一歩は、現時点でのスキルや経験を棚卸しして、何が自分の「武器」になるかを、正確に把握することです。
「武器」になるものをきちんと理解していれば、あとはそれが求められるフィールドを選んで転職し、キャリアアップをしていけばいいのです。
方向性さえ間違えなければ、人それぞれスピード感は違えども、着実に先端スタートアップをはじめとした、希望する仕事へと染み出していけるでしょう。
逆に言うと、自分の「武器」も把握せずに、やみくもに転職をしてしまうと、「染み出し」のキャリアアップどころか、スキルも経験も通用しない場所でのゼロスタートになってしまいます。
そういった事態を避けるためにも、「染み出し」のキャリアアップを目指す場合、最初の「自己分析」と「方向性決め」が、極めて重要です。
面談時の自己アピールにも役立ちますので、自分がこれまでどのように動き、どんな成果を具体的に出してきたのかを見直し、自身の体験として詳細を語れるようにしておきましょう。
転職で、自分の人生やキャリアを劇的に好転させることは可能です。
「成果を出せるスキル」を身につけ、自分の希望する仕事へと「染み出し」ていける人が、ひとりでも多く生まれてくれればと願っています。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら