GW明け「五月病になる人」「ならない人」を分ける差 五月病になりやすい6つのタイプとリカバリー方法

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次に“行動”からのアプローチですが、地味でも優先してほしいのは、規則正しい生活と睡眠の質を上げることの2つ。

休日前夜は少し早めに寝て、翌朝はふだんと同じ時刻に起き、ゆっくり朝食をとる。晴れていたら太陽の光を浴びて体を起こすために散歩するのもいいでしょうし、そこで昼食を買ったり食べたりもあり。朝・昼・夜の食事は暴飲暴食こそNGですが、素直に好きな料理を食べて、好きなお酒を飲めばいいのではないでしょうか。

日中の過ごし方はもちろん自由ですが、ベースは「自分が笑顔でいられるときを過ごす」こと。好きな場所へ行く、好きなコンテンツを見るなど、無理にストレス発散させようとするのではなく、心身をリラックスさせたいところです。

一日を構成する5つのバランスを探る

また、倦怠感があるときは「人と会わないでおこう」と思いがちですが、それなりに心を許せる人と会話することも大切。話すだけで気持ちが軽くなることもあれば、その流れで不安を打ち明けられることもあるでしょう。もし「心を許せる人がいない」という人は、似た境遇の人が集まるコミュニティや相談窓口などで話すことで不安の軽減が期待できます。

もう1つ体の倦怠感がある人におすすめなのは運動。特に「心の重さが体の重さにつながっている」という人は、運動で筋肉や関節をほぐし、血流をよくすることで心身をリラックスさせられると言われています。なかでも、「家で十分休んだのに体が重い」という人ほど運動が必要なのかもしれません。

ちなみに私の相談者さんに「運動は苦手でやりたくない」という男性がいました。その男性は動物が好きで「犬か猫を飼いたい」とも言っていたので、私は「犬を飼って散歩することも1つの方法」と提案してみたのです。その約半年後、犬を飼いはじめた男性は「毎日1時間程度の散歩がいい運動になり、朝起きるのが早くなって規則正しい生活になった」と報告してくれました。

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