GW明け「五月病になる人」「ならない人」を分ける差 五月病になりやすい6つのタイプとリカバリー方法

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私は医師ではありませんが、五月病の人々から相談を受け続けてきたコンサルタントとしての経験と、医療関係者への取材を通して得た知見を踏まえて、連休で五月病になりやすい人のパターンと、自ら行えるリカバリーの例をあげていきます。

五月病の症状が出やすい「6タイプ」

まずゴールデンウィークなどの長期連休をきっかけに、五月病の症状が出やすい人の例をあげていきましょう。

五月病の症状が出やすい傾向があるのは、主に「良くも悪くも目の前のことに向き合おうとする人」「新しい環境への期待や理想が高かった人」「何でも白黒をはっきりつけたがる人」「ネガティブなことだけ積み重ねていく人」「以前から過重労働などで心身の緊張が続いていた人」「人や場の雰囲気の変化に敏感な人」の6タイプ。実際、五月病の症状がある相談者さんは、このどれかに当てはまる人が多かったのです。

1つ目の「良くも悪くも目の前のことに向き合おうとする人」は、きまじめ、誠実、一生懸命などの長所と、融通が利かない、頑固、視野が狭いなどの短所が表裏一体のタイプ。目の前のことに集中して頑張ろうとする人や、目の前の人と向き合おうとする人は、それがうまくいかないときに、五月病や適応障害のような症状が出やすいものです。

2つ目の「新しい環境への期待や理想が高かった人」は、現実とのギャップに苦しみやすいところがあります。さらにそのギャップを埋めようとするほど緊張やストレスを感じやすくなるのがつらいところ。理想をいったん手放して現実を受け止められたら楽になれることはわかっていても、それがなかなかできずモヤモヤを募らせていきます。

3つ目の「何でも白黒をはっきりつけたがる人」は、成功か失敗か、勝ちか負けか、正解か間違いかなどをはっきりさせたいタイプ。しかも、失敗、負け、間違いなど“黒”のときだけでなく、“グレー”の状態でもストレスを感じる分、他の人よりも症状が出る可能性が高くなります。成功、勝ち、正解など“白”を得るまでの過程を楽しめず、せっかちなのも特徴の1つでしょう。

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